プリン体は生命の根幹的存在!誰も知らないプリン体の実像を暴露!

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プリン体の正体

人間の身体というのは、様々にある有害な菌やウィルスからの攻撃を防ぐために、強固な防衛機能が備わっています。少々のことならば、元々備わっている自己治癒力によって、数日もあれば勝手に健康体へと戻ってくれます。

しかし、ふとしたことがきっかけとなり、意外にも脆く崩れて大病を患ってしまいます。

ここで突然ですが、以下に挙げている3つ、もしかしたら当てはまる方がいるかもしれません。

  • 体重が増えて太り気味
  • 血圧がいつも高め
  • 尿路結石になったことがある(なっている)

これらに一つでも該当している方は要注意です。

今のあなたの状態は、何気なく送っている生活習慣の中で知らず知らずのうちに、プリン体を過剰に摂取している可能性が非常に高いと言えます。

プリン体を過剰摂取すると、そのことが原因で尿酸値が基準値を超えてしまう高尿酸血症を引き起こし、その結果、上記の3つの他にも『痛風』『腎炎』『血管炎』などの様々な病気を発症してしまうのです。

ですがこのプリン体という存在、サラリーマンやOLの方たちの間でも、かなり話題に挙がる言葉なのですが、そもそもプリン体って何なのか、と問われると「痛風の原因になるヤツだよね」くらいの答えで、実のところはあまり知らない人が多いようです。

そこで、このページでは『プリン体の正体と問題点』、そしてプリン体に直接作用してくれる『PA-3乳酸菌』について、誰にでも分かるよう簡単に解説していきたい思います。

 

実は『プリン体=悪』は大きな間違い!?

意外に知られていないことなのですが、プリン体というのは、生命活動を維持していくためには必要不可欠な存在だということを、まず覚えて頂きたいのです。

当然ですが、過剰に摂取してしまうと、前述したように高尿酸血症を引き起こしてしまう原因になります。これによって、痛風をはじめとする様々な病気を発症するのですが、この部分は皆さんもよく知っていることだろうと思います。

プリン体は生命の根幹の役割を担っている

生活習慣病の原因にもなっていて、とにかく悪党のレッテルを貼られているプリン体なのですが、実はこれが無くなると、私たちの存在そのものが消えてしまうのです。

もう少し具体的に説明すると、プリン体の正体というのは、私たちの生命の源であるDNAを構成している要素だったのです。さらにすごいことに、プリン体は体内で作られたエネルギーを筋肉に伝える働きも担っているので、これが無いと私たちは動くことも出来ない、ということになります。

プリン体は私たちの味方

つまり、プリン体というのは、文字通り『生命維持の基本』だということがお分かり頂けたかと思います。

これだけの凄い働きをしてくれるプリン体ですが、ビタミンなどとは違い、実は体内で必要量の70%も作っているのです。しかし体内での生成量だけでは足りないので、残りの必要量である30%を、食事などから摂り入れて不足分を補う必要があるのです。

よく、テレビCMなどで『プリン体=悪』といった解釈が出来るような情報の流し方をしていますが、このような間違った情報に左右されないようにして下さい。

プリン体というのは身体に悪いどころか、動きたいように動くためのエネルギーを筋肉に伝えたり、新陳代謝による細胞の生まれ変わりを促進したりと、むしろ、身体にとっては必要な存在だと言えるのです。

なので、健康のためにプリン体を摂取することは、非常に大切なことであり、生きるための必須要件だと言うことです。

 

プリン体の構造は3段階に変化する

前節では、プリン体は私たちの生命を維持するために必須の存在であると言い切りました。

それでは、『なぜ世間ではプリン体が問題視されているのか』といった部分について、ここから話を進めていきたいと思います。

最終形態のプリン塩基がポイント

皆が一口にプリン体と呼んでいますが、この呼び名は総称であって、実際には3段階の構造に分かれています。

つまり、体内で代謝されることによってその形態を変化させていく、ということです。

プリン体3種類の構造

上図に示す通り、プリン体は『ヌクレオチド⇒ヌクレオシド⇒プリン塩基』という風に、代謝ごとに3つの段階の構造に変化します。

ヌクレオチド

体内で生成された最初の状態、または食材などに含まれている状態のプリン体です。

ヌクレオチドの結合体である『ポリヌクレオチド・DNA・RNA』は、生物から作られる食品のほとんどに含まれています。体内に摂り入れることによって、効率よくDNA・RNAを作り出し、生命を維持することができるのです。

ヌクレオチドには、DNAを作る材料であるデオキシリボヌクレオチド、それとRNAの材料となるリボヌクレチドがあります。

ヌクレオシド

ヌクレオチドとは、たった一文字違いなので間違えやすい名称ですよね。

プリン体の最初の状態であるヌクレオシドから、リン酸が代謝されることによって変化した形態が『ヌクレオシド』です。

このヌクレオシドというのは、核酸塩基と糖が結合した化合物のことを言います。この中の糖はデオキシリボース・リボースです。ヌクレオシドの代表的なものとして『アデノシン・チミジン・グアノシン・シチジン・ウリジン』などが挙げられます。

みなさんもご存じのビタミンB2も、ジメチルイソアロキサジンとリボースが結合したヌクレオシドなのです。

プリン塩基

ヌクレオシドから、糖が代謝されることによって変化した最後の形態がプリン塩基という生体物質です。DNA・RNAの主要成分であるアデニン・グアニン・チミン・シトシン・ウラシル・ニコチンアミド・ジメチルイソアロキサジンなどが塩基ということです。

このプリン塩基は、ヌクレオチド・ヌクレオシドと比べると、体内への吸収率が非常に低い物資だということで知られています。

 

さて、プリン体3つの構造について簡単に解説しましたが、なにやら訳のわからないカタカナ名称がたくさん並んでいますね。これらは単純に説明のために述べただけであって、こんな名称は完全に無視して頂いて構わないのです。

大切なのは、プリン塩基の解説で述べている最後の行にある『体内への吸収率が非常に低い物資』という点です。

ということは、皆さんもうお分かりですよね。

プリン体の過剰摂取によって引き起こされる、高尿酸血症などの問題点を解消するためには、このプリン塩基という物質が非常に重要なポイントだということです。つまり、過剰に摂取されてしまったプリン体を『いかにプリン塩基の形態まで代謝して排出することができるのか』、これが最も肝心だと言うことなのです。

 

摂取量と排泄量のバランスを保つ

前述しているように、プリン体を摂り入れるということは、私たちが生命を維持していくための必須条件です。

しかし現代は、食生活が欧米化されたことによって、プリン体の摂取量が増加していることもあり、代謝が追いつかず必要以上のプリン体が体内で吸収されることになります。『プリン体は病気を引き起こす悪い物質』だと偏った認識を植え付けている理由は、こういった悪条件が重なった結果だと言えるでしょう。

プリン体が原因による、生活習慣病の発症率を軽減させるためには、当たり前のことですが、必要以上に摂取してしまった量を、きちんと体外へ排出させてバランスを保つことが大切です。

摂取と排泄のバランス

排泄させるためには、摂取したプリン体の代謝を促進させて、プリン塩基の形態にまで変化させることが必要になります。

では一体どうすれば、効率よくプリン体を代謝させて、プリン塩基の形に持っていくことができるのかを見てみましょう。

①意識してビタミンを摂り入れること

ビタミンというのは、新陳代謝を促進するために働いてくれる栄養素です。下記に一例を紹介しておくので、これらの食材を積極的に食べることをお勧めします。

  • ビタミンA
    レバー・うなぎ・ニンジン・春菊・小松菜・ほうれん草など
  • ビタミンB6
    レバー・鶏ささみ・かつお・まぐろ・さば・バナナなど
  • ビタミンC
    ジャガイモ・ピーマン・ブロッコリー・柿・オレンジなど

これらの食材には、ビタミンと同時にプリン体も多く含まれているのですが、ビタミン郡がプリン塩基の形態になるための代謝を手助けしてくれます。

ただし、あくまでもバランスを考えながら摂り入れることが前提です。偏った食べ方をすれば逆効果になってしまうので注意して下さい。

②毎日の適度な運動を習慣づけること

生命体というのは、何もせずにじっとしてるだけでも、エネルギーを燃焼させています。

これを『基礎代謝』というのですが、食事などから摂り入れたエネルギー量が基礎代謝量を上回ってしまうと、当然のことながら、必要のないエネルギーが体内に蓄積されてしまいます。
プリン体も例外ではありません。代謝されずプリン塩基にまで変化しなかったヌクレオチドやヌクレオシドが、必要以上に体内で吸収されてしまい、高尿酸血症の原因となってしまうのです。

なので普段から、適度な運動をすることを習慣づけましょう。適度な運動は、余分なエネルギーを燃焼させて代謝を促してくれるので、プリン塩基の形態に持っていきやすくなります。

適度な運動

ただし、激しい運動は禁物です。

激しい運動をすると、体内で尿酸が多く作られてしまい、代謝の促進どころか、返って代謝能力を落としてしまいます。あくまでもラジオ体操やウォーキングといった『適度な運動』をするように心がけて下さい。

 

病気を未然に防いでくれるプロバイオティクス

ビタミンの摂り入れや適度な運動はとても大切です。

ですが、「毎日、食事のメニューを考えるのは大変」「運動したいけど、毎日するような時間がない」といった方は、決して少なくないと思います。

そこで、今最も注目されているのが、プロバイオティクスの一種であるPA-3乳酸菌という微生物なのです。

では、ここからは『PA-3乳酸菌とは一体何なのか』の詳細を見ていきたいと思います。

PA-3乳酸菌はプリン体に作用するプロバイオティクス

プロバイオティクスというのは、簡単に言うと『人体にとって良い作用をもたらしてくれる微生物』を総称している名称です。

このPA-3乳酸菌ですが、最近テレビCMなどでも話題の乳酸菌なので、詳しく知らなくても、名前だけでは知っているという方は多い思いでしょう。

PA-3乳酸菌

上の画像がPA-3乳酸菌です。こんな微生物が、私たちを守ってくれるなんて、なんだか不思議な感覚になりますよね。

PA-3乳酸菌は、過剰に摂取したプリン体に対して、直接的に作用してくれるということで、健康に気を使っている人達の間では大人気の微生物なのです。

直接作用するとは、どういう意味なのかと言うと、構造に関わらずプリン体を摂り込むことによって生存しているのです。まさにプリン体の天敵だと言っても過言ではないでしょう。

『構造に関わらず』というのは、前述した3つの形態、

  • ヌクレオチド
  • ヌクレオシド
  • プリン塩基

この3形態の全てを、PA-3乳酸菌は『分解』して『食料』として摂り込みます。

PA-3乳酸菌の働き

そして摂り込んだプリン体を『自らの栄養素として活用』するので、結果的に食事などから摂取した過剰なプリン体の量を減少させてくれる働きをする、という事なのです。

プリン体は、私たちが美味しいと思う食べ物や飲み物に多く含まれているので、まさにPA-3乳酸菌は『救いの神』と言っても良いくらいの存在でしょう。

 

プリン体と上手に付き合っていくためには

PA-3乳酸菌が、いかに素晴らしい存在かというのが、お分かり頂けたと思います。

最近では、PA-3乳酸菌以外にも、様々な機能に着目した乳酸菌の研究が進んでいるので、これからどんどん、私たちにとって有益な生体物質が発見されることでしょう。

病気というのは、未然に防ぐことが最も重要なのです。

例えば、尿酸値が上がってから慌てて薬を飲んで治療するのではなく、日頃から体内の環境を整えて、『病気を治す』ではなく『病気を防ぐ』という考えを持って生活することが、健康でいられる唯一の秘訣です。

なので、こういったプロバイオティクスがあるからといって、プリン体をガンガン摂取して良いというわけではありません。

PA-3乳酸菌の摂取は、あくまでも予防方法の一つです。

私たちに必須の要素であるプリン体と上手に付き合っていくには『バランスの取れた食生活』『適度な運動』、そして『PA-3乳酸菌の摂取』を、上手く取り入れることが重要なのです。

 

まとめ(プリン体は生命の根幹)

いかがでしたか?

ここまで読んで頂いている方は、プリン体の実像というものが、少しはご理解いただけたかと思います。

確かに、プリン体の過剰摂取は様々な病気を引き起こす原因となってしまいますが、私たちが生きていくためには絶対に必要なものなのです。プリン体が不足すると、栄養失調という別の病気を引き起こしてしまうことになります。

かわいい名前のプリン体、こいつと上手に付き合っていくことで、本当の健康を手に入れることが出来ると言えるでしょう。

 


 



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